子どもの血管腫についてのお話をします。-紹介状をもって病院へー

こんにちは。今日も我が子の血管腫について書きたいと思います。

前回は、消えないかもしれない血管腫があります、と産後すぐの報告をもらって、ちーんとなっているところで終わりましたが、今日はこれまでの診察と治療について書けるところまで書く予定です。

 

◆紹介状

退院してしばらくはあまり血管腫のことは考えないようにしていましたが、ふとした時に見ると、まぁー赤いんですよね。何というか本当に下唇だけ口紅を塗ったような色で。女子高生とかが塗っている感じのあの赤です💋

我が子は男の子なので、将来いじめられたりしないかな・・・とか、自分でも他の子と違うって気づいて落ち込んだりするのかな・・・とか、時々考えて悲しくなったりもしました。

 

そうこうしているうちに1週間検診・1か月検診の日もあっという間にやってきて、紹介状を書いてもらうことになりました。

 

産院の小児科の先生は正直専門外だからさっぱりわかんないっす感がすごくて笑、とりあえず一番通いやすくて大きい病院に行ってみよう~というライトな感じで紹介状を書いてくれました。

 

初めて受診したのは、息子が5か月とちょっとの頃でした。主人も有給をとり、朝から3人で病院を訪れました。

まだまだ抱っこひもにおとなしく入ってくれる月齢だったので、1時間ほどの待ち時間も待合室で何とか乗り切りました。

その病院では”形成外科”を案内され、診察室に入ると、とても温厚そうな先生が。

ほっとして、息子の顔を見せながら、早速診察が始まります。

「・・・・うーん、私の所見としてもこれは単純性血管腫だと思います。」

 

血管腫にも種類があって、乳幼児によくみられる「いちご状血管腫」と、いわゆる赤あざといわれるような「単純性血管腫」が代表的で、前者は3~4歳で自然に消滅することが多い、後者は治療をしなければずっと消えない。(私が聞いた話では、です。)

 

そして息子は単純性血管腫😨どこかでイチゴ🍓であってほしいと思っていましたが、第一声で先生からそう言われたので、やっぱりな・・・と思うしかなかったです。

 

続けて先生はゆっくりと穏やかに以下のことを話してくれました。

・唇としての機能には何も問題ない

・皮膚のどのくらいの深さまで毛細血管がひろがっているかはわからない

・なるべく早く治療した方がいい(皮膚は成長と共に厚くなるため)

・治療にも、麻酔なしと全身麻酔がある。全身麻酔はそれなりにリスクがあり少なくとも1歳にならないとできない

・保険適用の色素レーザーでまずは色を薄くするという治療をやってみたらどうか

・保険適用外(自費)のクリニックも知っていて、そこの効果は絶大だからいつでも紹介してあげられる→パンフレット見せてもらう

 

こんなような話を私も必死にメモを取りながら聞いていたのですが、普通に考えると最後の自費のクリニックで効果でるならそこ行けばいいじゃんっ!てなりますよね。

当然我々もそう思いまして、主人がおそるおそる

「ち、ちなみにその自費のクリニックでは、お、お、おいくらほどかかるのでしょうか?」と聞くと、先生は穏やかな表情のまま、

 

そうですね、100万くらいかと思います。

 

・・・😱😱😱

 

夫婦で絶句しました笑。聞くまでは、息子のためならお金はいくらだって!!と思っていましたし、今もその気持ちは変わらないのですが、突然の100万円にびっくりしすぎて、まさかの沈黙の時間となりました。

 

◆結果

とりあえずまだ0歳だし、そのクリニックは最後の砦として取っておき、今は保険適用の色素レーザーをやってみようということで無事話はまとまりました。

ただこの病院にはその色素レーザーがなく、ここから一番近いと思われる隣の市の病院へ紹介状を書いていただくことになりました。

 

結構大きな病院だと思っていたのですが、機材がないなんてこともあるんだな~と思いながら、次の病院は電車で12~3分のところなので、これからどうやって通おうか、とグルグル考えていました。

 

ひとまず少しだけ今後の希望が持てたので、ほっとして病院を後にしました。

 

治療の続きはまた次回書きたいと思います。

 

おしまい。